第6回読書会レポート(A Report of 6th Session)
レポート■読書会の様子■
遅ればせながら、第6回読書会の様子です。今回の課題本は、やはり長かったという感想が多かったです。しかも、凝っていて複数の話が入り混じるので、事実関係を誤解したまま読み進めたり、細部を忘れてしまったり、という難点がありました。ただ、読み応えのある内容だったということは意見が一致したような気がします。
- 3000kmを横断する様はロードムービーといった感じだったが、アメリカ人はこういうのが好きだと思う。
- 実際、アメリカ人は5時間で600kmなんかを平気で運転するし、この物語のようにお爺ちゃんでもそういう運転をしている。
- 車でアメリカを横断している話と、その中で主人公が祖父母に語って聞かせるフィービーの物語、さらにその両方にまたがって主人公の両親との生活が思い出して語られる。こうした三層構造が、非常に巧みに展開されている。
- respectable、haunting といった単語の使われ方、語感が少しわかったような気がする。
- 謎めいていた「two moons」などのメッセージの意味が分かって「なるほど」と思った。
- 素晴らしい作品だと思ったけど、少し盛り込み過ぎなのが玉にキズ。さすがに祖母まで亡くなるのはどうかと思った。
- こうした良質の物語を読むことで、私たちは他人の人生が持っている奥行きを想像できるようになるのではないか。児童文学とはいえ、それくらい人生の大きな問題に触れている作品だったと思う。
さらに、主人公Salの母親が家を出た理由を巡って、日本とアメリカの違いということも含め、いろいろな意見が寄せられました。こうした話し合いが、読書会の意義を深めてくれるような気がします。
今回もお忙しいなか、参加いただきましてありがとうございました。
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