忍者ブログ

千葉英語読書会

やさしめの英語の本を事前に読んで、当日感想や意見を交換したり、分からなかった箇所を話し合ったりする集まりです(話し合いは日本語で行います)。1~2ヶ月に1回、千葉駅近くで開催しています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第6回読書会レポート(A Report of 6th Session)

■読書会の様子■

遅ればせながら、第6回読書会の様子です。今回の課題本は、やはり長かったという感想が多かったです。しかも、凝っていて複数の話が入り混じるので、事実関係を誤解したまま読み進めたり、細部を忘れてしまったり、という難点がありました。ただ、読み応えのある内容だったということは意見が一致したような気がします。

  • 3000kmを横断する様はロードムービーといった感じだったが、アメリカ人はこういうのが好きだと思う。
  • 実際、アメリカ人は5時間で600kmなんかを平気で運転するし、この物語のようにお爺ちゃんでもそういう運転をしている。
  • 車でアメリカを横断している話と、その中で主人公が祖父母に語って聞かせるフィービーの物語、さらにその両方にまたがって主人公の両親との生活が思い出して語られる。こうした三層構造が、非常に巧みに展開されている。
  • respectable、haunting といった単語の使われ方、語感が少しわかったような気がする。
  • 謎めいていた「two moons」などのメッセージの意味が分かって「なるほど」と思った。
  • 素晴らしい作品だと思ったけど、少し盛り込み過ぎなのが玉にキズ。さすがに祖母まで亡くなるのはどうかと思った。
  • こうした良質の物語を読むことで、私たちは他人の人生が持っている奥行きを想像できるようになるのではないか。児童文学とはいえ、それくらい人生の大きな問題に触れている作品だったと思う。


さらに、主人公Salの母親が家を出た理由を巡って、日本とアメリカの違いということも含め、いろいろな意見が寄せられました。こうした話し合いが、読書会の意義を深めてくれるような気がします。
今回もお忙しいなか、参加いただきましてありがとうございました。

PR

第5回読書会レポート(A Report of 5th Session)

 

■読書会の様子■

台風一過で気温も湿度も上昇するさなか、それにもめげず第5回の英語読書会を行いました。今回の課題本『Early Autumn』は、ジャンルとしてはハードボイルド小説ですが、その枠に収まらないもう一つのテーマがありました。子育てを放棄した両親のもとに暮らすポールを、自立した人間に育てること。読書会でも、この点を中心に話が広がりました。

  • 主人公スペンサーが(ただ少年を諭すのではなく)家を作ったり、ボクシングの練習をしたりして、一緒に汗を流していることが重要だと思った。
  • 食べるシーンが多かったが、これはYou are what you eatという言葉を思い出させた。
  • 服装の描写が細い!(それを読むのがしんどかった / 読み飛ばした) 一方で、それは探偵の目の鋭さを物語っているかもしれない。実際に友人に探偵がいるが、観察眼がきわめて鋭い。
  • 会話は俗語的な表現もあるようで読みにくい部分もあった。/ ただ、会話文に難しい単語はあまり出てこない。簡単な言葉で言い表せるのがいかにもネイティブの英語だと思った。
  • タイトルのEarly Autumn(初秋)は、少し早く来すぎた秋(成熟・大人になること)というニュアンスだろうか。
  • 読み手の育った環境によって、ポールの両親にどういう意見を持つか変わってくるのではないか。


という感じで、盛況のうちに幕を閉じました。今回の本は一般向けの本で、長さもそこそこあったので、かなり苦戦した人や、途中までしか読めなかった人もいました。それでも、読書会があったから何とか読み続けたという人が多く(かくいう管理人もその口・・・)、集まりの意義が感じられました。
お忙しいなか、参加いただきましてありがとうございました。

第4回読書会レポート(A Report of 4th Session)

 

■読書会の様子■

初夏のさわやかな午後、第四回の英語読書会を行いました。今回の課題本『マチルダ』は痛快なストーリーで子供にも大人にも人気の一冊。ただそれだけに「あー、面白かった!」で終わる懸念もありました。しかし、フタを開けてみると・・・

  • (児童文学だけに)子供の「こうなって欲しい」という希望が実現されている。ラストで悪が一掃されるのが象徴的。
  • 著者は大人に対して厳しい視線を向けている。
  • つらい境遇にあっても、めげずにそれに立ち向かっていく欧米文学の明るいテイストを感じた。
  • 日本の物語では、両親が悪者というのは珍しいのではないか。
  • マチルダの思い付いたトリックに「負けた」と思った(笑)。
  • マチルダの将来に想いを馳せた。いったいどんな大人になるのだろう。


といった多彩な感想が飛び交って、読書会の醍醐味が味わえたと思います。 さらに、「この言い方はイギリス英語でアメリカ人は使わない」といった指摘があったり、分かりにくいところをみんなで一緒に考えたり、という英語の読書会ならではの一コマもありました。また今回も朗読オーディオがあったので、ラジオドラマのような朗読を聞いて楽しむことができました。
お忙しいなか、参加いただきましてありがとうございました。

第3回読書会レポート(A Report of Third Session)


■読書会の様子■

ようやく訪れた春の陽気のなか、第三回の英語読書会を行いました。今回は6名での開催でしたが、いろいろな感想や意見が交わされました。

  • ミッチもモリー先生もお互いに幸せだった。師弟以上、あるいは親子以上の関係だったのではないか。
  • アジアと西洋の死生観の違いもあると思った。
  • 老いと死を楽しむモリー先生に驚きと感銘を受けた。
  • 友人は夜は一緒にいてくれない。夜中に問題が起きたとき、ただ伴侶と家族だけが助けてくれる、という話に考えさせられた。
  • 金や物に執着してないで、自分たちの文化を創り出して豊かに生きよう、というモリー先生の考えに大賛成。
  • ミッチにとって、モリー先生はmentor(人生の師)だった。こうしたmentorを持てる人がどれほどいるだろう。


こうした本の感想だけでなく、参加者の親戚が実際に生前葬を行った話や、自分の仕事観や人生観が変わった話も飛び出しました。最後に、著者の朗読CDを流し、モリー先生の肉声もみんなで聞くことができました。

今回の本は比較的やさしい英語で、なおかつ人生の大きなテーマを扱っていたので、読書会向きだったと思います。予想通り、語りつくせないうちに2時間がたってしまいました。お忙しいなか、参加いただきましてありがとうございました。

第2回読書会レポート(A Report of Second Session)

 

■読書会の様子■

今回は「工芸研修室」という風変わりな部屋での開催でしたが、さっそく感想や意見などをシェアしました。

  • 単語が難しかった(ファンタジー、イギリス英語、という要因もあって)。
  • 日本のお岩さんのような幽霊とはずいぶん印象が違って興味深かった。
  • イギリス的な(?)えげつないユーモアがよかった(嫌だった)。
  • 子供向けなのに、戦争、階級問題、動物愛護などのテーマも含まれていて、読み応えがあった。


といった意見に加え、気に入ったシーンやセリフなどを言い合いながら、ワイワイ楽しむことができたと思います。また、crossの「不機嫌」「腹を立てる」という意味や、as fit as a fleaの「とても元気で」という意味をみんなで確認して、記憶にとどめることができました。

今回の本は私たちの日常生活からはかけ離れているので、読書会が盛り上がるか少し不安だったのですが、初参加の方にも「楽しくてあっという間の2時間だった」と言っていただき、ホッと胸をなでおろしました。ご参加ありがとうございました。

プロフィール
HN:
ニシカワ
性別:
非公開
P R
  Copyright 2026 千葉英語読書会 All rights reserved.
Template Design by LockHeart|powered by NINJA TOOLS 忍者ブログ [PR]