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千葉英語読書会

やさしめの英語の本を事前に読んで、当日感想や意見を交換したり、分からなかった箇所を話し合ったりする集まりです(話し合いは日本語で行います)。1~2ヶ月に1回、千葉駅近くで開催しています。

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第1回読書会レポート(A Report of First Session)

 
(読書会の写真を撮り忘れたので、打ち上げの写真です)

■読書会の様子■
予定通り、第一回の読書会が催され、盛況のうちに幕を閉じました。まず、参加者の簡単な感想をシェアするところから始まりましたが、今回はみなさん物語に引き込まれていたので、早速盛り上がりました。

  • p.35の"Here's your...frindle" くらいから猛烈に面白くなって一気に読んだ。
  • 最初は主人公のニックを「嫌なガキ」と思ったけど、物語が進むにつれて見直した。
  • 学校ものというと先生VS生徒という構図が多いけど、この作品は一見そう思わせておいて実は違った。悪者が一人も出てこなかった。
  • 現実離れしている展開もあるけど、アメリカ社会のリアリティの上に描かれているので、「アメリカならありそう」と思えた。

続いて、気に入った箇所、考えさせられた点、よく意味が分からなかったところなどを順に披露しあい、、、のはずでしたが、司会の準備不足もありそれほど秩序だっては進みませんでした。「この○○ページのこの箇所が素晴らしい!」という意見に続いて、「そこの少し後に出てくる単語が意味取りづらい」とか「そこのセリフいいよね」などという具合です。混沌とした面もありましたが、少人数ということもあって自由に意見が交差し合う読書会になったと思います。

課題本の話から少し脱線することも多く、アメリカの教育の話や、日本語と英語での話し方の違い、辞書を使うべきかどうか、といったテーマでも会話が弾みました。初回ゆえの戸惑いもありましたが、みなさん楽しんでいただけたようです。ご参加ありがとうございました。
 


■管理人の一言■
Frindleはいわゆる児童文学で子供向けの本ですが、学校で学んだことをいかに社会生活に結び付けるか、という観点からすると大人が読んでも考えさせられる本だと思います。よく学校で学んだことが社会では全く役に立たないと言われます。確かにそういう部分も少なくないでしょう。しかし、"to liven things up" がモットーなニックの行動を読んでいると、それは自分たちの創造力がたりないせいなのかもしれない、と思わされます。本当はみんな人生を楽しくできることをたくさん学んできたはずなのに、それを活かせていないだけではないでしょうか。

もうひとつ。この物語は、辞書に書かれている言葉は(専門家などではない)私たち一人ひとりが作り上げていることを証明します。もちろんフィクションなのですが、新しい言葉を生み出して広げてみたいというアイディアが励まされ、広がっていく。その背後には、一人ひとりの市民が社会を作り動かしていくという、アメリカの民主主義の理想が描かれているようにも思いました。そういう意味では、この本はただ面白い本というだけでなく、アメリカの民主主義教育の一側面を見せてくれる本でもあるのです。
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